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※作里鉋台入れに使用
はじめに
千代鶴是秀の生家である刀鍛冶の加藤家について、遠い昔まで遡って詳しく調べ、それを「刀匠加藤家の系譜」と題して書き上げようと思ったのは、「刀匠 備前伝石堂派の系譜」を書き上げたことが動機でした。 |
私は、すでに「千代鶴是秀の系譜」で江戸幕末から現代までの加藤家については書きました。しかし、千代鶴是秀の祖父の加藤綱俊、大伯父の加藤綱英、曾祖父の加藤国秀、そして彼らよりさらに昔に遡った加藤家については、わずかしか或いはまったく書いていませんでした。またこれらの先祖については、千代鶴是秀に関心がある人達もほとんど知られていませんので、次に書き上げるのは加藤家の番だと強く思って、インターネットでいろいろ刀剣関係のページにアクセスして資料を集めました。それによって、刀鍛冶の「越後信国」まで辿り着くことができ、また南北朝時代の前期に始祖が求められる刀鍛冶の信国派などを知ることにもまりました。 |
そこで、これらの資料により、石堂派と同様にいままでバラバラに書かれていた刀匠加藤家についても、一つに体系化した系譜として書き上げてみたいと思います。 |
尚、インターネットのフリー百科事典「ウィキペディア」、yahoo百科事典、刀剣販売などのホームページを参考にさせて戴きました。 |

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