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むすびに



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 今回は、インターネットで紹介された2代目「加藤良明」こと、加藤真平氏の切り出し小刀を見たことが契機になって、当店はこの2代目が鍛った切り出し小刀を所蔵していることもあり、今度は刃物鍛冶2代目「良明」銘の加藤真平氏に関して書いてみようと思い立ち、「続大工道具曼陀羅」を読んだり、インターネットで調べてりした上で、高根町にお住まいの加藤清志氏に電話していろいろとお聞きしました。

 「はじめに」のところで述べましたように、加藤清志氏とは「城南七日会青年部」で一緒に活動し、親しくさせて戴いたこともあり、こころよくお話をして下さいました。しかし、資料を集めていざ書き始めてみますと、刃物鍛冶として加藤真平氏だけでなく、同時に刀匠としての「加藤兼国」家についても一緒に書き上げなければ満足のいく記述ができないと分かり、当初の構想が広がりました。

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 そこで、刀匠「加藤兼国」についてインターネットで調べた後に、あらためて加藤清志氏にお電話し、刀匠としての3代に渡る加藤家の系譜を詳しくお聞きすることができました。再度に渡る加藤清志氏のご好意に深く感謝する次第です。
 そして、「刃物鍛冶加藤良明家の系譜」と題して、刀匠「加藤兼国」家の経歴と一緒に述べながら、本稿を書き上げることができました。
 大工道具鍛冶と刃物鍛冶「良明」とは、切り出し小刀という作品で接点がありますので、この原稿を当店のホームページの「道具の歴史」欄に掲載し、記録として残して行きたいと思います。



   平成22年12月吉日
   有限会社 スズキ金物店
     代表取締役 鈴木 俊昭



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