千代鶴運壽銘の鉋は、最初に2代目千代鶴太郎によって、2代目が悲劇的な死を遂げた後は、短期間ですが父親の千代鶴是秀によって鍛たれました。そして、その後は昭和時代の後半頃まで、多くの鉋鍛冶によって鍛たれ続けられて来ました。これらの鉋鍛冶については、拙著「続・日本の大工道具職人」のなかの第2章の4「千代鶴運壽鉋について」で、詳しく述べましたので参照下さい。
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