その結論として、「裏スキ」は弥生時代に作られた槍の穂先のような刃の長さ3pという刃物が「裏スキ」の源で、それを鑿や鉋に取り入れた日本独特のものであると、確認できました。この「裏スキ」は、鑿や鉋のほかに、日本の片刃包丁・日本剃刀・日本の鋏である握り鋏など古来からある日本の鍛造刃物にはすべて付けられています。
Copyright (C) 2006 Suzuki Kanamono. All Rights Reserved